海外転職の中でも、憧れを持っている人間が多いというのが、フランスという国ではないでしょうか。首都であるパリは言わずと知れたファッションと文化の世界的な中心地ですし、都市を離れれば、雄大な自然に囲まれた非常に贅沢な国ですからね。ファッション業界を目指す若者などの留学先にも人気の国です。ここではフランスへの海外転職について紹介していきましょう。
現在フランス国内の労働状況は、不況と観光客の減少により、就職難の状態が続いています。不況に見舞われている国というのは、どこでもそうなのですが、基本的に各業種や業界の大手企業ともに、大幅な人員削減を実施している状況です。フランスに進出している日本企業でも、人員削減はもちろんのこと、事業規模の縮小を図っているような状況にあります。また、求人そのものが減少し、自国の失業率が高まっているため、フランス人の雇用が優先される状態になっています。つまりは、現在転職のタイミングとしては非常に厳しい状況にあると言わざるをえないでしょう。
フランスにおいて、日本人が多く働いている業界といえば、飲食関係やレジャー観光施設。また旅行会社であったり、翻訳や通訳という職業に多いと言えるでしょう。転職を希望している業種や職種にもよりますが、全般的に、英語の語学力が求められるとともに、フランス語も中級レベル以上を求められるというケースが多いようです。ただしその企業の顧客の大半や、主な取引先が日本企業などという場合であれば、フランス語に関しては初級レベルでも採用されるケースがあるという状況です。
また日経現地法人でのフランス進出を狙った場合では、日本での業務経験や実績はもちろんのこと、性格面が重要視されます。柔道が盛んな国ということもあり、日本人特有の気配りや、日本文化的な理解などを考慮されるケースが多いようですね。求人情報を見てみると、就労許可を持った人間を対象にしているものがほとんどで、現地では、掲示板や日経情報誌で探すこともできますが、日本からの海外転職の場合であれば、断然に海外転職に強いDODAやイ−キャリア、大手のリクルートエージェントなどの転職支援サイトを利用するのが断然に有利です。
ビザの種類も6種類ほどあり、ATと呼ばれる通常就労許可証では、1年間の有効期限が限られていますから、こういった情報収集もしっかりとしておいたほうが身のためです。個人レベルでの転職活動では、網羅しきれないほどの情報量になりますから、やはり転職支援サービスを上手に使うことをオススメします。
サービス名 | 利用料 | 対応エリア | 評価 | 詳細 | |
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リクルートエージェント | 無料 | 全国 | ★★★★★ | 詳細 |
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