IT関連の職種の中でも、プログラマーという職業では、日本企業では冷遇されている傾向が見られます。これに比べて海外企業では、プログラマーは給与も待遇も意外と好待遇であることが多いのです。日本でのプログラマー生活に、限界を感じてしまっているという方も大勢にいらっしゃるのではないでしょうか。こんな場合には、国内の大手企業に転職を希望するという手もありますが、先立つ語学力というものがあるのであれば、海外転職に目を向けることをオススメしますよ。
ますは日本のプログラマーと海外のプログラマーの給与面での比較を見ていきましょう。日本のプログラマーの平均年収は、401万円。ボーナスを含めての額ですから、30万円台中盤といった月収が多いでしょう。とても低いと言わざるを得ませんね。
それでは海外のプログラマーの年収を紹介していきましょう。まずアメリカですが、アメリカでは690万円前後となっています。ただしアメリカにおけるプログラマの仕事は、日本でのSE的な業務も含まれていることが多いとされています。しかしながら実際には、日本でもこのような環境で働いている人間はいるでしょうし、それを考慮しても、300万円近い差があるわけですから、まったく待遇が違うと言えるでしょう。
次に同じ北米からカナダです。アメリカではIT企業が調子がよく、IT先進国でもあるので、ある程度納得できるかもしれませんが、カナダでも平均値は高くなっていて、687万円となっています。それにカナダでは、ITエンジニアは優遇されている傾向が強く、ビザも取りやすいというメリットもあります。ただし、大卒であること。語学力があること。そして職務経歴が2年以上あるということが条件になります。
次にイギリスですが、520万円。北米エリアよりも低いですが、十分な額ですね。しかしながら、イギリスにおいては、ビザが取りにくいという欠点もありますから、ここら辺を考慮に入れておきましょう。そしてフランスは400万円前後と、日本とさほど変わらない状況でした。ただしこれはユーロの暴落による貨幣価値の違いによる円換算額ですから、物価価値などを考慮すれば、日本よりも上の生活レベルを獲得できると言えるのです。
ここでは年収の面だけで比較をしましたが、労働時間や休暇消化率。また福利厚生などを比較すれば、海外企業の方がかなり好待遇であるといえるのです。国内の転職支援サイトでも情報が豊富である、リクルートエージェントや、DODAなどを使って、転職支援を受けるという方法はベターですし、今の自分の価値を調べてみることをオススメしますよ。
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